新型プジョー 5008のハイブリッドとは|仕組みと燃費・走り

市街地を発進する新型プジョー 5008のハイブリッドのイメージ

当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。

新型のプジョー 5008が「ハイブリッド」になったと聞いて、どんな仕組みなのか、燃費はどれくらい良くなったのか気になりますよね。

結論から言うと、5008のハイブリッドは48Vのマイルドハイブリッドです。エンジンが主役で、モーターが発進や加速を手伝う形なんです。

燃費はWLTCで18.4km/Lと、2代目のガソリン車より2.8km/L良くなっています。

この記事を読めば、仕組みと燃費、PHEVやEVとの違い、補助金や中古の考え方まで分かります。

目次

プジョー 5008のハイブリッドはどんな仕組み?

先に結論

現行の5008 GT HYBRID(3代目・2026年2月19日日本発売)は、1.2L直列3気筒ターボと16kWのモーターを組み合わせた48Vマイルドハイブリッドです。システム合計の最高出力は107kW(145ps)で、変速機は6速デュアルクラッチATです(公式リリース・公式諸元表)。

まずは数字で中身を見てみましょう。

項目5008 GT HYBRID(公式諸元表 202606)
エンジン1,199cc 直列3気筒ターボ
エンジン最高出力100kW(136ps)/5,500rpm
エンジン最大トルク230Nm/1,750rpm
モーター16kW・51Nm
システム合計最高出力107kW(145ps)
駆動用バッテリー48V・0.9kWh
変速機6速デュアルクラッチAT(パドルシフト付)
駆動方式前輪駆動(FF)

『ハイブリッドって、プリウスみたいにモーターだけで走るの?』と思う方も多いはずです。

5008の場合、モーターの出番は主に発進や加速、減速の時です。低い速度ではモーターだけで走れる場面もありますが、基本はエンジンで走る車なんです。

バッテリーは0.9kWhと小さめです。減速の時にためた電気を、次の発進や加速で使う仕組みになっています。

例えばこんな場面です。信号で止まって、青になってゆっくり走り出す時。

この時にモーターが力を貸すので、エンジンだけの車より出だしがなめらかに感じやすいんです。

プジョー 5008の48Vマイルドハイブリッドの仕組みの図解

エンジン単体の違いはプジョー 5008のエンジンで詳しく見ています。

燃費はどれくらい良くなった?

新型のWLTC燃費は18.4km/Lです。2代目のガソリン車やディーゼル車と並べてみます。

モデルWLTC燃費市街地郊外高速燃料
新型 GT HYBRID18.4km/L15.0km/L19.8km/L19.4km/Lハイオク
2代目 1.6Lガソリン15.6km/L11.8km/L15.7km/L17.9km/Lハイオク
2代目 2.0Lディーゼル16.6km/L13.8km/L16.4km/L18.4km/L軽油

出典はいずれもプジョー公式の諸元表です。新型のJC08燃費は20.6km/L、CO2排出量は126g/kmです。

ここが大事なところです。差が一番大きいのは市街地で、2代目ガソリンの11.8km/Lに対して新型は15.0km/Lです。

止まったり走ったりが多い街なかほど、モーターの手伝いが効きやすいんですね。

年間の給油量で比べるとどれくらい違う?

年に1万km走ったとして、WLTC燃費で割ると必要な燃料の量が分かります。

モデル年1万kmで必要な燃料の目安燃料
新型 GT HYBRID約543Lハイオク
2代目 1.6Lガソリン約641Lハイオク
2代目 2.0Lディーゼル約602L軽油
新型と2代目のプジョー 5008の燃費と年間給油量の比較図解

同じハイオクで比べると、新型は2代目ガソリンより年に約98L少なくて済む計算です。

ただ、実際の燃費は走り方や季節、乗る人数で変わります。カタログ値どおりに走れるとは限らないので、目安として見てくださいね。

燃料はハイオク指定で、タンクは55Lです。

レギュラーを入れていいのかはプジョー 5008はハイオク?で、実際の燃費の話はプジョー 5008の実燃費で詳しく見ています。

走りはどう?重い7人乗りでも力は足りる?

『1.2Lの3気筒で、7人乗りの大きな車が走るの?』と心配になりますよね。

新型5008の車両重量は1,740kgです。そこにシステム合計145psという組み合わせになります。

比べる項目新型 GT HYBRID2代目 GT(ガソリン)2代目 GT BlueHDi
最高出力145ps(システム合計)180ps177ps
最大トルク230Nm(エンジン)+モーター51Nm250Nm400Nm
車両重量1,740kg1,600kg1,720kg
変速機6速DCT8速AT(EAT8)8速AT(EAT8)

2代目の数値は2019年以降のガソリン車と、2018年以降のディーゼル車のものです(公式リリース・2023年4月版諸元表)。

数字だけ見ると、パワーは2代目より控えめです。特にディーゼルの400Nmと比べると、坂道や多人数乗車での力強さの感じ方は違うかもしれません。

ハイブリッドの走りで良いところ
  • 発進や低い速度でモーターが手伝い、出だしがなめらかに感じやすい
  • 市街地の燃費が2代目ガソリンより良い
  • ドライブモード(スポーツ・ノーマル・エコ)で走り方を選べる
気をつけたいところ
  • 最高出力は2代目より控えめ
  • 7人フル乗車や山道の上りでは、力の余裕を試乗で確かめたい
  • デュアルクラッチ特有の低速の感触は、好みが分かれることがある

一番確実なのは、家族を乗せて試乗してみることです。坂道のあるコースを選べるか、店に聞いてみてください。

例えば、試乗の前にこう伝えておくと話が早いです。

「家族5人で乗るので、後ろに人を乗せた状態で坂道を走ってみたいです」
「では、近くの上り坂を通るコースにしますね」

普段の使い方に近い条件で走ると、数字だけでは分からない余裕の有無がつかめますよ!

ディーゼルの力強さが気になる方は、プジョー 5008のディーゼル(GT BlueHDi)も比べてみると判断しやすいですよ。

プジョー 5008にPHEVやEVはある?

結論から言うと、日本で買える現行の5008は48Vマイルドハイブリッドだけです。

プラグインハイブリッド(PHEV)、電気自動車(EV)、ディーゼル、4WDの設定はありません。

パワートレイン日本の現行5008補足
48VマイルドハイブリッドありGT HYBRID・アルカンターラパッケージ・Cielo
プラグインハイブリッド(PHEV)なし2代目にも日本設定は無かった
電気自動車(E-5008)なし欧州などで販売。日本導入の公式発表は確認できていない
ディーゼルなし2代目まで設定
4WDなし全車FF
日本の5008で選べるパワートレインの図解

『3008にはプラグインハイブリッドがあったはず』と思った方もいるかもしれません。

実は、2代目の3008には「GT HYBRID4」というPHEVの4WDがありました。でも5008には設定されていません。

名前が似ているので、中古を探す時は混同しないよう気をつけてくださいね。

よくある勘違い

「GT HYBRID」は5008の現行グレード名で、マイルドハイブリッドです。外部から充電するプラグインハイブリッドではありません。

補助金や税金で得になることはある?

ハイブリッドと聞くと、補助金がもらえるのか気になりますよね。

国のCEV補助金は、電気自動車やプラグインハイブリッド車などが対象の制度です。5008のような外部充電のできないマイルドハイブリッドは、一般には対象に入りません。

最新の対象車と金額は年度ごとに変わります。次世代自動車振興センターの公表や、販売店の見積もりの場で確かめるのが確実です。

税金は、排気量が1,199ccなので2代目より有利になります。ハイブリッドだから安いというより、エンジンが小さくなったことが効いているんです。

税・費用新型 GT HYBRID2代目(1.6Lガソリン・2.0Lディーゼル)
自動車税(種別割)の区分1.0L超1.5L以下1.5L超2.0L以下
自動車税(年額)30,500円36,000円
重量税の区分1.5t超2.0t以下1.5t超2.0t以下
環境性能割2026年4月1日以降の登録車は廃止中古購入時は登録時期で確認

自動車税の年額は2019年10月以降に新車登録した車の金額です。新型は2代目より年5,500円安くなります。

エコカー減税の対象かどうかと、重量税の具体的な金額は、見積書で確かめてみてください。

ハイブリッドの中古は買える?

新型5008は2026年2月19日に発売されたばかりです。中古で出回っている台数はまだ多くありません。

見かけるとすれば、試乗車や展示車として使われた車や、登録だけ済ませた走行距離の少ない車が中心になりやすいです。

ハイブリッドの中古を見る時に確かめたいこと
  • 新車保証が残っているか、名義変更で引き継げるか
  • 登録日と走行距離
  • グレード(GT HYBRIDかアルカンターラパッケージか、Cieloか)
  • 有料色かどうか(新車時は各66,000円)
  • 新車の見積もりと比べて、差額がいくらか

例えばこんなやりとりで確かめられます。

「この車の新車保証は、いつまで残っていますか」
「登録が今年の3月なので、そこから数えた期間になります」

『中古なら安いはず』と思いがちですが、新しい年式のうちは新車との差が小さいこともあります。新車の値引きと比べて、どちらが総額で得かを見てみるのがおすすめです。

2代目の中古にはハイブリッドがありません。中古でハイブリッドの5008を探すなら、3代目に絞ることになります。

新車の見積もりを取って、中古との差額を確かめてみてください!

プジョー 5008買いたいドットコム

プジョー 5008の値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、プジョー 5008の値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

グレードごとの装備の違いはプジョー 5008のグレード一覧で、値引きの目安はプジョー 5008の値引き相場で詳しく見ています。

よくある質問

プジョー 5008のハイブリッドはどんな仕組みですか?

1.2L直列3気筒ターボと16kWのモーターを組み合わせた48Vマイルドハイブリッドです。システム合計の最高出力は145psで、6速デュアルクラッチATを使っています。

プジョー 5008ハイブリッドの燃費はどれくらいですか?

WLTCモードで18.4km/Lです(市街地15.0km/L・郊外19.8km/L・高速19.4km/L)。燃料はハイオクで、タンクは55Lです。

プジョー 5008にプラグインハイブリッド(PHEV)はありますか?

日本の5008にPHEVの設定はありません。2代目にもありませんでした。PHEVの4WD「GT HYBRID4」は2代目3008の設定です。

プジョー 5008で補助金はもらえますか?

国のCEV補助金は電気自動車やPHEVなどが対象で、マイルドハイブリッドは一般に対象外です。年度ごとに変わるので、最新の情報を確かめてみてください。

プジョー 5008のハイブリッドの中古はありますか?

2026年2月発売の新型なので、まだ台数は多くありません。試乗車や展示車として使われた車が中心になりやすいです。

まとめ

この記事の要点
  • 新型5008は1.2L直3ターボ+16kWモーターの48Vマイルドハイブリッド。システム合計145ps・6速DCT・FF
  • WLTC燃費は18.4km/L。2代目ガソリンの15.6km/Lより良く、差は市街地で大きい
  • PHEV・EV・ディーゼル・4WDは日本の現行5008に無い。3008のGT HYBRID4と混同しない
  • CEV補助金は一般に対象外。自動車税は年30,500円で2代目より5,500円安い
  • ハイブリッドの中古はまだ少ない。新車の見積もりと差額で比べる
プジョー 5008買いたいドットコム

プジョー 5008買いたいドットコム 編集部

プジョー 5008の価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次