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7人乗りの大きなSUVだから、燃費はあまり期待できないのでは。そう思って5008を候補から外しかけている方もいるはずです。
結論から言うと、新型(3代目)のGT HYBRIDはWLTCモードで18.4km/L。2代目のガソリン車(15.6km/L)より約2.8km/L良くなっています(公式主要諸元表)。
この記事では、カタログ値と実燃費の差、新旧どれを選ぶと燃料代がいくら変わるかを、表で比べていきます。
プジョー 5008の燃費は新型と旧型でどれくらい違う?
カタログ燃費だけで比べると、新型GT HYBRIDが一番良く、次が2代目のディーゼル、2代目のガソリンの順です。ただし燃料の単価が違うので、財布への影響は「燃費の数字」と同じ順番にはなりません。
まずは公式の数字を並べてみます。新型は2026年6月版の公式主要諸元表、2代目は2023年4月版の公式諸元表の値です。
| モデル | パワートレイン | WLTC燃費 | JC08燃費 | 燃料 | タンク |
|---|---|---|---|---|---|
| 新型 GT HYBRID(2026年2月〜) | 1.2L直3ターボ+モーター(48V) | 18.4km/L | 20.6km/L | ハイオク | 55L |
| 2代目 GT(ガソリン) | 1.6L直4ターボ | 15.6km/L | 17.5km/L | ハイオク | 56L |
| 2代目 GT BlueHDi(ディーゼル) | 2.0L直4ディーゼルターボ | 16.6km/L | 21.2km/L | 軽油 | 56L |
JC08だけを見ると、2代目ディーゼルの21.2km/Lが一番良く見えますよね。
ただ、今の基準はWLTCです。より実際の走り方に近いWLTCで比べると、新型ハイブリッドが一歩前に出ます。
『ハイブリッドなら20km/L以上走るんじゃないの?』と期待する方もいるかもしれません。
新型5008のハイブリッドは、モーターがエンジンを助ける48Vのマイルドハイブリッドです。モーターだけで長く走るタイプではないので、ここは期待値を合わせておきましょう。
仕組みは新型5008のハイブリッドの仕組みで詳しく書いています。

WLTCの内訳を見ると実燃費の見当がつく
実燃費を考える時に役立つのが、WLTCの「市街地・郊外・高速」の内訳です。ここが大事なところです。
| 走る場面 | 新型 GT HYBRID | 2代目 GT(ガソリン) | 2代目 GT BlueHDi |
|---|---|---|---|
| 市街地モード | 15.0km/L | 11.8km/L | 13.8km/L |
| 郊外モード | 19.8km/L | 15.7km/L | 16.4km/L |
| 高速道路モード | 19.4km/L | 17.9km/L | 18.4km/L |
| WLTC(総合) | 18.4km/L | 15.6km/L | 16.6km/L |
出典は新型・2代目とも公式諸元表です。
この表で目を引くのは、市街地モードの差なんです。新型は15.0km/L、2代目ガソリンは11.8km/Lで、3.2km/Lの開きがあります。
信号の多い街なかでは、止まって発進する時にモーターが手伝ってくれます。低速なら電気だけで走れる場面もあるので、ストップ&ゴーが多いほどハイブリッドの良さが出やすいんですね。
一方で高速道路モードは、新型19.4km/Lに対して2代目ディーゼルが18.4km/Lと、差が1.0km/Lまで縮まります。
平日の買い物や送り迎えが中心なら「市街地モード」、週末に高速で遠出することが多いなら「高速道路モード」を、実燃費の出発点にしてみてください。
プジョー 5008の実燃費はカタログの何割くらい?
『結局、実際は何km/L走るの?』というのが一番知りたいところですよね。
正直に言うと、実燃費は乗り方、季節、乗車人数、エアコンの使い方で大きく変わります。同じ車でも、人によって数km/L違うのは珍しくありません。
よく言われる目安は「カタログ値の7〜8割」です。これをWLTCに当てはめると、次のような幅になります。
| モデル | WLTC | 7割の場合 | 8割の場合 |
|---|---|---|---|
| 新型 GT HYBRID | 18.4km/L | 約12.9km/L | 約14.7km/L |
| 2代目 GT(ガソリン) | 15.6km/L | 約10.9km/L | 約12.5km/L |
| 2代目 GT BlueHDi | 16.6km/L | 約11.6km/L | 約13.3km/L |
この表はWLTCに割合を掛けただけの計算です。実際に測った値ではないので、あくまで見当をつけるための数字として使ってください。
実燃費が下がりやすい場面
- 7人フル乗車や、荷室いっぱいの荷物で走る
- 冬場の短い距離の移動をくり返す
- エアコンを強めに使い続ける
- 急な発進と急ブレーキが多い
- タイヤの空気圧が下がったまま走る
5008は車両重量1,740kg(新型・公式諸元表)の重い車です。ここに大人が何人も乗ると、そのぶん燃費は落ちます。
タイヤの空気圧も見落としがちなポイントです。19インチの大きなタイヤを履いているので、空気圧が下がると転がりが重くなります。点検のやり方は5008のタイヤサイズと空気圧の記事にまとめています。
満タンで何km走れる?
燃費の数字はピンと来なくても、「満タンでどこまで行けるか」なら想像しやすいですよね。
タンク容量に燃費を掛けて、1回の満タンで走れる距離を出してみます。
| モデル | タンク | WLTCで計算 | WLTCの8割で計算 |
|---|---|---|---|
| 新型 GT HYBRID | 55L | 約1,012km | 約808km |
| 2代目 GT(ガソリン) | 56L | 約874km | 約699km |
| 2代目 GT BlueHDi | 56L | 約930km | 約744km |
実際にはタンクを空になるまで使うことはないので、給油のタイミングはこれより早めになります。
それでも、新型なら東京から大阪あたりまでの距離を、1回の給油でまかなえる計算です。家族での帰省が多い方にはうれしいところですね。

燃料代は年間いくら違う?ハイオクと軽油で計算
燃費が良くても、ハイオクと軽油では1Lあたりの値段が違います。ここを計算に入れないと、比べ方を間違えてしまうんです。
燃料の単価は時期と地域で大きく動きます。ここでは仮に、ハイオク185円/L、軽油165円/Lとして、年間1万km走った場合を出してみます。
| モデル | 燃費(WLTCの8割) | 年間の給油量 | 年間の燃料代(仮の単価) |
|---|---|---|---|
| 新型 GT HYBRID | 約14.7km/L | 約680L | 約12.6万円 |
| 2代目 GT(ガソリン) | 約12.5km/L | 約800L | 約14.8万円 |
| 2代目 GT BlueHDi | 約13.3km/L | 約752L | 約12.4万円 |
計算すると、新型ハイブリッドと2代目ディーゼルはほぼ同じ水準になりました。2代目ガソリンとの差は、年間でおよそ2万円です。
上の表の単価は計算のための仮の数字です。お住まいの地域の価格と、年間の走行距離を入れ直して計算してみてください。走行距離が倍なら、燃料代の差もおよそ倍になります。
ちなみに5008は新型も2代目のガソリン車もハイオク指定です(公式諸元表)。レギュラーを入れた場合の話は5008はハイオク?レギュラーを入れたらどうなるかで取り上げています。
ディーゼルにはアドブルー(尿素水)の補充が別にかかります。中古でディーゼルを考えている方は、5008のディーゼルとアドブルーもあわせて読んでみてください。
燃費表示の見方と、表示が合わない時の考え方
『メーターの燃費表示と、満タン法で測った値が合わない』という声はよくあります。
燃費表示はどこで見る?
新型5008は、21インチのパノラミックカーブドディスプレイにメーターとタッチスクリーンがまとまっています(公式リリース2026年2月)。平均燃費や走行可能距離は、このメーター側の表示を切り替えて見る形です。
2代目は、2021年1月のマイナーチェンジ以降のモデルが12インチのデジタルメーターです(公式リリース)。
表示の切り替え方は年式で違うので、手元の取扱説明書で確かめるのが確実です。よく使う設定は5008の取扱説明書の見方でも紹介しています。
表示と実際の差をつかむ手順
- ガソリンスタンドで満タンにし、トリップメーターを0に戻す
- ふだん通りに走る(できれば300km以上)
- 次も同じスタンドで満タンにし、入った量を記録する
- 走った距離を給油量で割る
- メーターの平均燃費と比べ、ずれ方のクセを覚えておく
例えばこんなやり取りがありがちです。
「メーターだと15km/Lって出てたのに、計算したら13km/Lだったよ」
「それ、表示が少し良めに出るクセがあるのかもね。次からは2km/L引いて見ておこうか」
一度クセを知っておけば、メーターの表示だけでもかなり正確に見当がつくようになりますよ。
燃費を良くするためにできること
燃費は車の性能だけでなく、乗り方でも変わります。5008ならではのポイントを挙げておきますね。
- ドライブモードは街乗りで「エコ」を選ぶ(新型はスポーツ/ノーマル/エコの3つ)
- 発進はゆっくり踏み、モーターが手伝える時間を長くする
- 月に一度はタイヤの空気圧を確かめる
- 使わない3列目のシートや荷物を積みっぱなしにしない
- エンジンオイルを決められた時期に交換する
新型のドライブモードは公式主要装備表に載っている装備です。エコにすると加速は穏やかになりますが、家族を乗せて街を走るなら困る場面は少ないはずです。
オイル交換の時期や費用は5008のオイル交換の時期と費用にまとめました。燃料代を含めた年間の出費全体は、5008の維持費は年間いくら?で内訳ごとに出しています。
- WLTC18.4km/Lで、3つの中で一番良い
- 街乗りでの差が大きい
- 満タンでの走れる距離が長い
- ハイオク指定で単価は高め
- 軽油の2代目ディーゼルと燃料代は近い
- 7人フル乗車では燃費が落ちやすい
これから買う方で、車両価格の交渉も考えているなら、5008の値引き相場と交渉の順番を先に読んでおくと、総額で比べやすくなります。
よくある質問
プジョー 5008の新型の燃費はどれくらいですか?
新型GT HYBRIDはWLTCモードで18.4km/L、JC08モードで20.6km/Lです(公式主要諸元表2026年6月版)。市街地モードは15.0km/L、高速道路モードは19.4km/Lです。
実燃費はどのくらいを見ておけばいいですか?
カタログ値の7〜8割がよく言われる目安です。新型ならおよそ13〜15km/Lの計算になりますが、乗り方や季節で変わるので、満タン法で一度測ってみるのが確実です。
2代目のディーゼルと新型ハイブリッドでは、どちらが燃料代が安いですか?
仮の単価で年間1万km走ると、両者はほぼ同じ水準になる計算です。軽油とハイオクの価格差や走行距離で逆転することもあるので、自分の条件で計算してみてください。
新型5008はモーターだけで走れますか?
低速時は電動のみで走れる場面があります(公式リリース)。ただし48Vのマイルドハイブリッドなので、モーターだけで長い距離を走るタイプではありません。
燃費表示が実際より良く出る気がします。故障ですか?
表示と満タン法の値が少しずれるのはよくあることです。ずれ方のクセを把握しておけば十分です。急に表示が大きく変わった時は、販売店に相談してみてください。
まとめ
- 新型GT HYBRIDのWLTC燃費は18.4km/Lで、2代目ガソリン15.6km/L、ディーゼル16.6km/Lより良い
- 差が一番大きいのは市街地モードで、新型15.0km/Lに対し2代目ガソリンは11.8km/L
- 実燃費はカタログの7〜8割が目安。新型ならおよそ13〜15km/Lの計算
- 燃料代は単価で変わり、新型と2代目ディーゼルはほぼ同水準になる計算
- 表示と実際の差は満タン法で一度測るとクセがつかめる





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